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猫の問題行動 - 尿マーキング

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猫の尿マーキングとストレス?

尿マーキング自体は猫の正常なコミュニケーション方法の1つですが、猫同士の緊張関係や環境内のストレス、恐怖や不安などの心因性の要因が引き金となっていることがあります。
一般的に性行動や猫同士の争いに関連して、未去勢の雄や去勢雄で見られることが多いのですが、未避妊・避妊済の雌でも行うことがあります。
他の猫の縄張りへの侵入を防ぐのではなく、縄張りが侵されそうになったり、その場でストレスの要因に直面した時に、猫が安心感を増大させるために行っていると言われています。

そのおしっこは本当に尿マーキング?
家の中で問題となる猫の排尿行動は2つのタイプに分けられます。

尿マーキング

不適切な排泄

尿マーキングとは

スプレー行動と呼ばれる、尿による匂いづけ行動をさします。
通常の排尿とは異なり、立ったままお尻を垂直な壁に向け、体を硬く緊張させて、尾を上げて震わせながら、少量の尿をスプレー状に噴射します(垂直面ではなく、水平面で行う猫もいます)。猫のコミュニケーションの手段として行います。

猫の尿マーキングの原因

尿マーキングの原因には次のようなものがあります。

  • 他の猫や動物、人が新しく家庭に加わった

  • 家の引越しや模様替えなどの環境変化

  • 窓からよその猫が見える(なわばりの不安)

  • 繁殖期

  • 多頭飼育

不適切な排泄とは

間違った場所(決められたトイレ以外の場所)で排尿する行動をさします。
通常の排尿行為ですが、床、ベッド、ソファなど、室内の平坦な場所をトイレ代わりにして行ってしまいます。
コミュニケーションとして行う尿マーキングとは異なります。

不適切な排泄の主な原因

主に2つの理由があります。

  • トイレへの嫌悪

    トイレ自体、トイレに行く過程、トイレ使用中の問題
    ―形や大きさが適切でない、数が少ない、汚れている、排尿・排便時の痛みの経験、砂の種類への嫌悪、行き来しづらい場所や落ち着かない場所にある、など。

  • トイレ以外の場所の好み

    家の中の場所、素材や吸収力、場所の清潔さ

また、泌尿器疾患などの身体疾患が排尿トラブルの原因となっていることもありますので(排尿時の痛み、膀胱炎による頻尿、ホルモン異常による多飲多尿など)、病気の可能性がないかどうか、まず動物病院で診察を受けるようにしましょう。

「猫の尿マーキング」と「不適切な排泄”の違い」

“尿マーキング“といわゆる“不適切な排泄”には姿勢や仕方に違いがあります。

特 徴 尿マーキング(スプレー行動) 不適切な排泄
姿 勢 立ったまま行う(座るタイプもいる) 座って、または体を曲げて行う。
排尿量 少量、膀胱を空にしない。 多量、膀胱は空になる。
トイレの使用 普段の排泄時には使用している。 普段の排泄時に使用しないことがある。
場 所 垂直面。決まった場所ですることが多い。
素材はさまざま。
水平面。
表面が好みの素材でできている場所。

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